映画

三月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 3/6 『みずうみ』 川端康成 3/6 『黒いオルフェ』 マルセル・カミュ 3/14 『ピアノ奏法―音楽を表現する喜び』 井上 直幸 3/19 『走ることについて語るときに僕の語ること』 村上 春樹 3/25 『クレオ…

二月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 2/4 『姉妹』 家城巳代治 2/6 『愛染かつら 総集編』 野村浩将 2/8 『君の名は 第一部』 大庭秀雄 2/12 『頼むから静かにしてくれ〈1〉』 レイモンド・カーヴァー 2/18 『全ての装備を知恵に置き換…

一月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 1/2 『はじめての言語ゲーム』 橋爪大三郎 1/21 『紀ノ川』 中村登 1/22 『楽園への道』 バルガス・リョサ楽園への道 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-2)作者: マリオ・バルガス=リョサ,田村さと…

十一月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 11/5 『続ものぐさ精神分析』 岸田透 11/6 『悪人』 李相日 11/15 『ハイネ詩集』 11/17 コレクション名作展/メナード美術館 11/20 生誕100年 ジャクソン・ポロック展/愛知県美術館 『ヨーロッパ…

『吉原炎上』 五社英雄

2011/10/23鑑賞 既に何度も再放送されているこの作品。全編通して見たのは、今回が初めてである。 舞台は明治末期であるが、1987年の映画ということで、当時の風潮を色濃く受けている。例えば「金がすべて」「世の中は嘘のかたまり」といったたぐいの台詞は…

七月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 7/6 『戦争と平和』(再観) セルゲイ・ボンダルチュク 7/11 『にごりえ』 今井正 『ラヴェル (作曲家別名曲解説ライブラリー)』 7/13 『ダークナイト』 クリストファー・ノーラン 7/18 『ボスタ! …

六月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 6/4 『さらば箱船』 寺山修司 『リルケ詩集』 6/8 『完全な遊戯』 舛田利雄 6/11 『荻須高徳展 憧れのパリ・煌めきのベネチア』 松坂屋美術館 6/25 『ラヴェルのピアノ曲』 エレーヌ ジュルダン‐モ…

五月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 5/1 ジム・ダイン―主題と変奏:版画制作の半世紀 名古屋ボストン美術館 5/2 『八月の狂詩曲』 黒澤明 5/3 『書を捨てよ町へ出よう』 寺山修司 5/4 『ミスター・ミセス・ミス・ロンリー』 神代辰巳 …

四月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 4/1 『暴力脱獄』 スチュアート・ローゼンバーグ 4/2 没後120年 ゴッホ展 名古屋市美術館 4/4 『ダーティ・ダンシング』(途中まで) エミール・アルドリーノ 4/6 『フラッシュダンス』(途中まで)…

三月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 3/3 『帰郷』 ハル・アシュビー 3/5 尾張徳川家の雛まつり 徳川美術館 3/6 現代能楽集?『「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」』 『星三百六十五夜 冬』 野尻 抱影 3/9 『フォッグ・オブ・ウォー マ…

二月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 2/10 『北欧神話』 パードリック・コラム 2/12 『愛と哀しみの果て』 シドニー・ポラック 2/17 『ブルードラゴン』 ロベール・ルパージュ 2/24 『真夜中のカーボーイ』 ジョン・シュレシンジャー 2/…

一月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 1/5 『地下室のメロディー』 アンリ・ヴェルヌイユ 『神の子どもたちはみな踊る』 村上春樹 1/7 『疑惑の影』 アルフレッド・ヒッチコック 1/10 『新星座巡礼』 野尻抱影 1/11 『シシリアン』 アン…

十二月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 12/1 『ポリス・ストーリー/香港国際警察』 ジャッキー・チェン 12/3 『モーツァルトの音符たち』 池辺晋一郎 12/4 『眠られぬ夜のために〈第1部〉』(途中まで) ヒルティ 12/5 『ポー詩集』 エド…

十一月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 11/5 『東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・キーワード編』 菊地 成孔、大谷 能生 11/6 『新恋愛講座―三島由紀夫のエッセイ〈2〉』 三島 由紀夫 初恋は他者の発見であること、相手の…

NHK アジア・フィルム・フェスティバル

10月から11月初めかけて、個別にブログに書いた以外にも、以下の作品を鑑賞した。 『トゥルー・ヌーン』 ノシール・サイードフ 『僕たちのキックオフ』 シャウキャット・アミン・コルキ 『シャングリラ』 丁乃筝 どの作品も、根底にある社会的な問題扱ってい…

『Orzボーイズ!』 ヤン・ヤーチェ

2010/10/20鑑賞 NHK アジア・フィルム・フェスティバルより 「次世代の映画」を強く感じさせる作品であった。 基本的には幼少時のノスタルジアを扱った作品であり、例えば何機ものファンでトイレットペーパーを飛ばし、愉しさを覚える感覚や、一人の時に…

『タハーン 〜ロバと少年〜』 サントーシュ・シヴァン

2010/10/12鑑賞 NHK アジア・フィルム・フェスティバルより 映画に登場する、登場人物の服装や貧乏人への搾取、民謡を唄う習俗などは、舞台となるカシミール地方のステロタイプなイメージという印象を受ける。それでもこの映画にリアリティがあるとすれば…

『ピノイ・サンデー』 ウィ・ディンホー

2010/10/6鑑賞 NHK アジア・フィルム・フェスティバルより 台湾社会に生きる、出稼ぎのフィリピン人たちが主な登場人物になる。 劇中、様々な境遇にある彼らが登場するが、その穏やかな明るさが気持ちいい。舞台が南国の台湾であることも影響してか、どこ…

九月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 9/26 『フランス名詩集』 井上 究一郎 『トーマの心臓』 劇団スタジオライフ 9/30 『氷点』 山本薩夫 『理論劇画 マルクス資本論』 門井 文雄フランス名詩集 (ちくま文庫)作者: ロンサール,デュ・ベ…

「テオ・アンゲロプロス特集」

BS2での特集上映を視聴。以下の3作品を鑑賞した。 『霧の中の風景』 8/28視聴 ドイツへと向かう幼い姉弟の行動を描いた作品。強姦され売春を覚える姉、時代に取り残された劇団、またストーリーと直接関係はないが、海から引き揚げられる石造の巨大な手など、…

「ブルース・リー特集」

2010/7/27-29鑑賞 BS2で放映された『燃えよドラゴン』『ドラゴン危機一発』『ブルース・リー 死亡遊戯』を観た。 この時代の映画を観る際の習慣として、どうしても背景の街並みやその表象のされ方に注目してしまうことが多い。今回も『燃えよ』『危機一発』…

『8 1/2』 フェデリコ・フェリーニ

2010/6/25鑑賞(再観) 「君の間違いだらけの人生を描いた作品だろ 観客は喜ばん 君のぼんやりとした記憶や、愛せなかった人たちを―― 寄せ集めて作ったとして何になる」 「急に幸せな気分になり、力がみなぎる 許してくれ ぼくは分かっていなかった 君を受け…

『予感』 モスタファ・R・キャリミ

2010/5/22鑑賞 2007年のイラン映画。精神的な疾患を抱えた人物を中心に、ある夫婦の危機をえがく。 同国を代表する監督である、アッバス・キアロスタミが現代性を排除した「イラン的叙情」とでもいうべきものを表現しているのに対し、この映画は伝統的な・イ…

『1735km』 グエン・ギエム・ダン・トゥアン

2010/5/17鑑賞 2005年のベトナム映画である。以前鑑賞した、同じ時期のインドネシア映画『ガレージ』が、非常に同時代性を感じさせる作品であったのに対し、この映画からはまた違う印象を受けた。 確かに、PCや携帯電話など、現代的な意匠もあり、それらの…

『ザ・スパイダースのバリ島珍道中』 西河克己

2010/4/15鑑賞 映画が製作された68年当時の、香港やインドネシアの表象のされ方に興味があり、この映画を鑑賞しようと思った。 鑑賞後の印象として、「60年代」という時代のイメージに比べ、その映像は思いのほか新しいものと感じた。例えばこれが、80年代前…

『世界』 ジャ・ジャンクー

2010/4/11鑑賞 「世界」というテーマパークで働く人びとの日常を、低い視点でえがく。 テーマパークでそれぞれの役割をこなすときの皮相さに比べ、例えば彼らの恋愛模様や、ロシア人従業員との交流、携帯電話でのやりとりが、よりいっそう現実の重みをもって…

アンジェイ・ワイダ特集

2月から3月初めにかけて以下4作品を鑑賞した。 『灰とダイヤモンド』 ドイツが降伏した日の、ポーランドのある都市の一夜。殺人と酒場、政治家と酔っぱらい。 『夜の終りに』 50年代のワルシャワ。「新風俗」的な若者の夜から朝まで。公開された時期も近い、…

一月に読んだ本・観た映画

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 1/10 『晩年』 太宰治 1/13 『HELP!四人はアイドル』 リチャード・レスター 『夜と霧』 アラン・レネ 1/15 『ビートルズ ファースト・ライヴ・イン・アメリカ』 1/19 『暗黒街』 山本嘉次郎 1/…

『ガレージ』 アガン・セントーサ

2009/12/24鑑賞 3年前に製作されたインドネシアの映画となる。 舞台となる街並みには古びた建物が多く、ストーリーも大味なところがある。しかし、登場人物の生活や、彼らの音楽への接しかたに目を向ければ、別の様相が見えてくる。 彼女たちの髪型や服装を…

十一月に読んだ本・観た映画

ブログに書いた作品のほか、十一月は以下の作品を鑑賞した。 11/1『リチャード3世』 子供のためのシェイクスピアカンパニー 11/8『絵画と写真の交差 印象派誕生の軌跡』 名古屋市美術館 11/11『探偵物語』 根岸吉太郎 11/21『雨の味』 グロリア・チー 11/23…