2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

九月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 9/26 『フランス名詩集』 井上 究一郎 『トーマの心臓』 劇団スタジオライフ 9/30 『氷点』 山本薩夫 『理論劇画 マルクス資本論』 門井 文雄フランス名詩集 (ちくま文庫)作者: ロンサール,デュ・ベ…

「テオ・アンゲロプロス特集」

BS2での特集上映を視聴。以下の3作品を鑑賞した。 『霧の中の風景』 8/28視聴 ドイツへと向かう幼い姉弟の行動を描いた作品。強姦され売春を覚える姉、時代に取り残された劇団、またストーリーと直接関係はないが、海から引き揚げられる石造の巨大な手など、…

『沖縄文化論』 岡本太郎

2010/9/4読了 現代芸術と沖縄文化の関連 現代芸術はその一般的官僚化、小市民化に対しての告発であり、失われた時間の奪回である、それは人間生命の暗闇から根源的な感動をひき出し、純粋な形で叩きつけようとする。――西欧精神が究極としてうち出した、なる…

第372回定期演奏会 バーゼル/名古屋フィルハーモニー交響楽団

2010/9/3 斉木由美:二つの素描−独奏ヴァイオリンとオーケストラのために マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調 マーラーは自分にとって鬼門となっている作曲家である。そのため、今回の演奏会では初めて事前に解説書を読み、臨んでみた。 鑑賞の結果、例えば対位…