『ピノイ・サンデー』 ウィ・ディンホー

2010/10/6鑑賞
NHK アジア・フィルム・フェスティバルより
台湾社会に生きる、出稼ぎのフィリピン人たちが主な登場人物になる。
劇中、様々な境遇にある彼らが登場するが、その穏やかな明るさが気持ちいい。舞台が南国の台湾であることも影響してか、どこか中米の映画を思わせるところがある。
主人公の二人が強制退去させられる結末は、単純なハッピーエンドでないだけに、かえって心地のよい鑑賞後感を与えてくれる。