2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

[古典] [映画]三月に読んだ本・観た映画

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 3/1 『伊勢物語』 3/20 『バッハ演奏と指導のハンドブック』 クラウディオ・ソアレス 3/23 『夜行列車』 イェジー・カヴァレロヴィチ ヴァイブの響きとライティングの美しさ、医師の冤罪。伊勢物語 …

アンジェイ・ワイダ特集

2月から3月初めにかけて以下4作品を鑑賞した。 『灰とダイヤモンド』 ドイツが降伏した日の、ポーランドのある都市の一夜。殺人と酒場、政治家と酔っぱらい。 『夜の終りに』 50年代のワルシャワ。「新風俗」的な若者の夜から朝まで。公開された時期も近い、…

夜の雨、春のぬくもり

ベランダに出て煙草を吸う。 雨の中、春のぬくもりに包み込まれる。 もう冬の終わりではない。春の始まりの、空気のあたたかさ。 長いあいだ、春は好きになれなかった。分かりやすい性格の冬にくらべ、春のあいまいさは私を不安にさせた。 そのためか、春の…

第366回定期演奏会 早春/名古屋フィルハーモニー交響楽団

2010/2/27 ラヴェル:スペイン狂詩曲 伝統的な西欧の作曲技法に、マラゲーニャやハバネラなど、スペインのリズムを取り入れた内容となる。ただし、あくまで「スペイン風」であり、土着の生々しい印象は少ない。 ルトスワフスキ:オーボエとハープのための二…