2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

九月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 9/1 『東京五人男』 斎藤寅次郎 9/2 『二等兵物語 女と兵隊・蚤と兵隊』 福田晴一 9/5 『エノケンのちゃっきり金太』 山本嘉次郎 9/8 『ローマの休日』 ウィリアム・ワイラー 9/14 『天井桟敷の人々…

『精神の危機』 ヴァレリー

2012/9/9読了 1910〜40年代に発表された論文を収めた内容であるが、社会、経済、文明、政治に対する洞察の射程は、間違いなく現在にまで及んでいる。 過剰な商品・サーヴィス・メディア、明らかな知性の衰退、欧州の地位の低下、先進国における独裁的政治家…

『オードリーの魅力をさぐる―真の女性らしさとは―』 レイチェル・モーズリー

2012/8/19読了 8月に衛星放送で、オードリー・ヘプバーンの映画が集中的に放映されており、改めてその魅力を感じることができた。この本は、50〜60年代に同時代でオードリーの作品を楽しんだイギリスの女性たち、90年代に過去の映画として彼女の作品を楽しん…