2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

七月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 7/1 『何日君再来』 7/4 『経営戦略の思考法』 沼上幹 7/6 『ロミオとジュリエット』 グルジア国立バレエ ニーナ・アナニアシヴィリ、アンドレイ・ウヴァーロフ、ワシル・アフメテリ、岩田守弘 7/11…

ザ・風景 変貌する現代の眼/名古屋ボストン美術館

2010/7/18鑑賞 「表象」というものは、私が美術を鑑賞するときに、常に意識に抱いていることだ。 今回の展覧会は、まさに風景の表象のされ方を扱ったものであり、表現方法はある程度予想されるものだろうか、という思いもあった。しかし、鑑賞後の印象として…

『8 1/2』 フェデリコ・フェリーニ

2010/6/25鑑賞(再観) 「君の間違いだらけの人生を描いた作品だろ 観客は喜ばん 君のぼんやりとした記憶や、愛せなかった人たちを―― 寄せ集めて作ったとして何になる」 「急に幸せな気分になり、力がみなぎる 許してくれ ぼくは分かっていなかった 君を受け…

第371回定期演奏会 パリ/名古屋フィルハーモニー交響楽団

2010/7/10 ガーシュウィン:パリのアメリカ人 中間部の甘美なトランペットが素晴らしかった。また、強音部の各楽器の主張も良かったと思う。一方で、弱音時、中音時にもそのような主張がほしいと感じた。 以前よりこの曲には「パリ」よりは「ニューヨーク」…

『村上春樹 イエローページ3』 加藤典洋

2010/5/28読了 「稚拙な物語」について 『アンダーグラウンド』、『約束された場所で』で得た、「ただの人」と「稚拙な物語」という新しい要素への覚醒が、村上氏第二期の飛翔のきっかけとなった、との指摘がある。 この「稚拙な物語」については、思い当た…

生誕200年 ふたりの天才 ショパンとシューマン

2010/6/29 今年3月に放送された番組だが、未視聴であったので時間をとって視てみた。 紹介された曲はつぎの通り。 ショパン 「幻想即興曲」 タチャーナ・シェバノワ 「24の前奏曲」 マウリツィオ・ポリーニ 「ピアノ協奏曲第1番」 NHK交響楽団 シューマン 「アラベス…