2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

一月に鑑賞した作品

今月は以下の作品を鑑賞した。 1/2 『パリの秘密』 鹿島茂 1/4 『フーコー (「現代思想の冒険者たち」Select) 』 桜井哲夫 1/11 『神話作用』(途中まで) ロラン・バルト 1/14 『私は告白する』 アルフレッド・ヒッチコック 1/23 『山羊座のもとに』 アルフ…

アシュケナージのショパン(夜想曲全集)

まさに「丁寧」という言葉がぴったりの、アシュケナージによるノクターン。感傷的に陥ることなく、むしろ理知的に、一音一音を大切に響かせ、音そのものに思想を持たせているかのような演奏。 それにより、<第二番>のようなきわめて通俗的な作品ですら、生…

『悲しき熱帯2』 レヴィ=ストロース

昨年の春に読んだ1巻に続き、2巻も10年ぶりの読書となりました。1巻に比べ、個々の調査時の内容が多いため、エピソードはその都度本を読んで記憶を新たにするしかありません。 ここでは、『悲しい熱帯』全体の印象と共通する、二つのエピソードを書きとめて…