2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

五月に鑑賞した作品

ブログに書いた作品のほか、今月は以下の作品を鑑賞した。 5/1 ジム・ダイン―主題と変奏:版画制作の半世紀 名古屋ボストン美術館 5/2 『八月の狂詩曲』 黒澤明 5/3 『書を捨てよ町へ出よう』 寺山修司 5/4 『ミスター・ミセス・ミス・ロンリー』 神代辰巳 …

『ひこうき雲』 松任谷由実

震災の後何度も、ラジオからこの曲が流れていた。その当時の空気、気分と一致するところがあり、2011年の春に初めて、松任谷由実の作品を購入することとなった。 作品全体は、都会的で内省的な印象がある。アレンジはやや時代がかったものがあるが、それでも…

『新・建築入門』 隈研吾

2011/4/17読了 ・建築と空間の断絶――何かを構築しようとする、主体の意志。 ・「すべての構築に構造がある」のではなく、すべての構築が構造を欲し、結果として構造を表現する。 ・ただし、構築には主体が必要。「ピュタゴラス的な理想主義は視覚をもった主…

『イタリア紀行(上)』 ゲーテ

2011/4/29読了 今でさえもう自分で身辺の用を足し、いつも注意をし、いつも気を配っていなければならないということが、この数日来私にまったく別種の精神的弾力を与えてくれる。以前はただ考えたり、望んだり、企てたり、命じたり、口授したりするだけだっ…