2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

七月に鑑賞した作品

今月は以下の作品を鑑賞した。 7/6 『西鶴諸国ばなし』 井原西鶴 7/13 シャガール版画展/メナード美術館 7/25 『ゴジラ対モスラ』 本多猪四郎 7/26 『三大怪獣 地球最大の決戦』 本多猪四郎 7/27 『フリーダ・カーロ―引き裂かれた自画像』 堀尾真紀子 7/31 …

『悲しき熱帯Ⅰ』 レヴィ=ストロース 1/2

10年ぶりのレヴィ=ストロース 『悲しき熱帯』をはじめに読んだのは2003年、まだこの本の著者が存命であった時でした。以前より機会があれば読みかえしたいと考えており、5月連休の旅行の友として、実に10年ぶりに読むはこびとなりました。 読みかえすと、と…

アルゲリッチのシューマン

呪術士としてのアルゲリッチ。彼女の奏でるシューマンを表現するとすれば、この比喩が最も腑におちます。 私が聴いたのは、次の楽曲。 『幻想曲 ハ長調』 『幻想小曲集』 『ピアノ協奏曲 イ短調』(新日本フィルとの共演) たとえば幻想小曲集。一曲目の『夕…

シャガール展とシャガール版画展

5月に愛知県美術館で、そして7月に小牧市のメナード美術館で、この二つの展覧会に行ってきました。 シャガールといえば、恋人や雄牛が登場する夢幻的な絵画のイメージがありますが、今回の展覧会では、絵画だけにとどまらない、彼のさまざまな技法が紹介され…

バーンスタインのシューマン

バーンスタインのシューマン全集。 3月くらいから聴いていて、もうだいぶ聴きこんだかな、という感じがします。 他の指揮者による演奏をそれほど聴いているわけではないため、比較はできませんが、収録された4曲から感じる印象は、いずれも「正統的」という…