逃げ去る恋/トリュフォー

2007/5/27鑑賞
主人公アントワーヌは、かつての恋をネタとして小説を出版している。映画は、主人公とネタにされた二人の女性、そして彼が「写真を見て一目ぼれした」という現在の恋人のサビーヌを中心に進む。物語は妻であるクリスティーヌとの離婚、かつての恋人コレットとの車中での再会を経て、最終的にはサビーヌと結ばれる。ラストシーンはサビーヌが働くレコード店での二人の抱擁、店を訪ねた二人の客も試聴室で抱擁を重ねている。