アニー・ホール/ウディ・アレン

2007/9/21(再見)
アレン扮するアルビーと、恋人アニーとの日常と別れを描いた作品。
劇中でいきなり観客に語りかけるシーンや、二人の会話の最中にお互いが考えていることを字幕で流すシーンなど、今でも斬新さを感じる演出方法がある。
面白いのは、作品の中でテレビ番組の舞台裏の演出を見せたり、映画や映画界、映画人に関する批判を行っていること。この映画自体が「アニー・ホール」という作品ができるまでを描いた作品であり、非常に「メタ映画」的特徴を持った作品だと感じた。