2007-09-23から1日間の記事一覧

『資本論』を読む/伊藤誠

2007/9/17-9/23 114ページで中断 労働価値説 『資本論』全体の基礎となる労働価値説とは、商品の交換価値は、各商品の生産に要する抽象的人間労働(⇔具体的有用労働)の量によって規定される、という学説である。 「『資本論』では、使用価値に対する価値の…

ネーションと美学/柄谷行人

2007/9/2-9/23 超自我の強化としてのワイマール体制 「ワイマール体制は、前期フロイト的な観点から見れば、連合軍=戦勝国たちが、敗戦国ドイツに課した抑圧を内面化した装置だということになるだろう。ドイツ民族を去勢したのは連合軍であり、その背後にユ…