コスモポリタンズ/モーム

2007/1/6読了
半分程度まで読んだが、パリからの飛行機の中に置き忘れてしまった。コスモポリタンズというタイトル通り、旅に出ている身でしか読めない本なのかもしれない。
「ある紳士の自画像」が印象に残る。主人公が京城で見つけたポーカーの指南本から、作者の自画像を想像していく話。物語の後半に出てくる、作者の箴言が面白い。「紳士は娯楽と休息に対し、一定の金をかけなければならない」等と言うことが書いてある。