酒神・ディオニュソス/鈴木忠志演出

2006/10/15鑑賞(再観)

 異国の神ディオニュソスを軽んじた結果、没落させられるテーバイの王家を描いた物語。

 テーバイの王ペンテウスは女性信者たちをトランス状態に陥れるディオニュソスをいかがわしく思い、信女達を捕らえようとする。しかし、その場に着いたペンテウスは、ディオニュソスによって正気を失わされていた母親アガウエによって殺される。後に正気に戻ったアガウエは、獅子だと思って殺した獲物が実の息子だったと知り愕然とする。