2006-12-02から1日間の記事一覧

復興期の精神/花田清輝

2006/12/2読了 「率直にいえば、私はコペルニクスの抑制を、彼の満々たる闘志のあらわれだと思うのだ。かれのおとなしさは、いわば筋金いりのおとなしさであり、そのおだやかな外貌は、氷のようにつめたい激情を、うちに潜めていたと思うのだ。そうして、闘…

ルートヴィヒ/ヴィスコンティ

2006/12/2鑑賞 バエイルン国王ルートヴィヒ2世の生涯を描いた物語。まず、美術が圧倒的。ノイシュヴァンシュタイン城の地下の泉に、ルートヴィヒが船に乗って登場してくるシーンが特に美しかった。また、ルートヴィヒが同性愛的な傾向があったことは新たな発…