甘い泥/ドュロー・シャウル

2008/10/15-17
七〇年代のイスラエルの地域共同体「キブツ」の生活と矛盾を描く。
平等や相互補助がたてまえとなっている共同体の生活の中に、内部からは差別、外部からは外国人やセクシャルなものが生々しくしみ込んでくる。
赤ん坊を共同体で育てるため、泣き声を知らせるインターホンで管理している様子も興味深かった。