やかまし村の子どもたち/ラッセ・ハルストレム

2008/10/12-13
先日見た、『ラスムスくんの幸せをさがして』と同じ原作者の児童文学の映画化。美しい自然と、その中で暮らす6人の子供たち。彼らは何でも知りたがったり、歌を歌いながら買い物に出かけたり、と絵に描いたように理想的な村が描かれる。見始めた当初はややうがった見方をしていたが、見ているうちに物語の中に引き込まれていった。
このようなタイプの作品を見るとき、かならず自分の中で、「こんな子供時代は過度に理想化されたものではないか」という印象を持ってしまうことが多い。しかし、それでも作品が見れるということは、やはり自分の中にもこのような過去は存在していたと思うべきだろう。