あの夏、いちばん静かな海。/北野武

2008/8/27
北野監督らしい郊外の平面的な、奇妙に明るい風景の中で物語は進行する。
そして、これも監督らしく、人の心にずぶずぶとくる痛みを感じさせる作品。
この映画はcinefil imagicaで見たが、その紹介文で「登場人物のすべてが生々しい原色日本人像ばかり。北野監督の嗜好を色濃く反映している」とあったが、まさにそうだよな、と思った。