2015-03-28から1日間の記事一覧

バーンスタインのブラームス(交響曲第三番)

F-As-Fの導入の和音から導き出される、堂々とした中にある憂い。この屈折した感情が、作品全体を支配している。 第二楽章はノスタルジー、第三楽章は憂愁の音楽。それは、旋律だけでなく音色からも聴き取ることができ、ブラームスの楽器の使い方のうまさを味…