2011-07-08から1日間の記事一覧

『ハイドン:弦楽四重奏曲 作品64-5』 スメタナ四重奏団

まさに古典派、まさに中庸。完璧な構成の中に育ちの良さを感じさせるこの作品には、仰々しい感情の動きは存在せず、どこまでの明るく、軽やかだ。 「そのかわり、感傷はない。べとついたり、しめっぽい述懐はない。自分の悲しみに自分から溺れていったり、そ…