2008-06-02から1日間の記事一覧

フローラ逍遥/澁澤龍彦

2008/2/29-3/18 二十五の花々について、著者の眼や記憶を通したエッセイがつづられている。 生前公刊された最後の作品であり、著者も自身の死を意識していたのかもしれない。そのせいもあってか、全編がどこか達観したような、乾いた筆致となっている。 妻で…