『老人と海』 ジョン・スタージェス

2009/7/4鑑賞
かつて老練な腕をふるっていた漁師の老人は、その腕も衰え、84日間一匹も魚を獲れていない。
彼は、時にサバンナのライオンを夢に見る。
ある日、彼は外洋に漁に出る。食料は少なくなり、朦朧とする意識の中で、交尾期のイルカやクジラの群れのことを思い浮かべる。家に食事を届けに来てくれる男の子のことを、何度も思い出す。
激しい格闘のすえ、老人はついに大物を獲ることに成功する。しかし、血の匂いに気付いたサメの群れに襲われ、岸について時には、その魚は骨が残されていただけであった。
村人はその魚の大きさを見て、舌を巻く。
老人は次の漁に出る日を待ち、深く眠り続ける。
「売ってる所がありゃ運を買っときたい。何を払って? 失ったモリとナイフと利かない手と交換にさ。」

老人と海 [DVD]

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