2022-12-09から1日間の記事一覧

『新映画論 ポストシネマ』渡邉大輔 2/3

・時代精神としての「ドキュメンタリー的感性」。『牡蠣工場』では、年若い漁師が外に出払っているあいだ、彼の妻が工場の広い台所で食事を用意しているシーンで、撮影者の質問に対する答えや彼女からの質問は、どこか「いかにもドキュメンタリー」という紋…